ahrefs 使い方(調査方法)

目次

1.a hrefsでドメインの質や強さ被リンクを調べる

Ahrefs Site Explorer & Backlink Checker

今後Googleがページランクの更新をしなくなり、最終的には表示されなく可能性が高まってきていますので、
ドメインの質や強さなどを調べるために「a hrefs」は非常に有効なアイテムになると思われます。

 こちらからまず登録(有料です)→ a hrefs (プロフェッショナル版79ドルで十分、2014/9現在)

このほかにも同じようなサイトはありますが、a hrefsが私たちの使用感では使いやすく、データがしっかりしていると感じます。

2.ドメインを検索窓に入れてイザ”チェック”

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弊社で実際に使用しているドメインを検証してみようと思います。
ここでも初心者の方もおられると思いますので、必要最低限の解説といたしますのでご了承ください。

まず右側のグラフですが、あまり気にしなくても大丈夫です。
これは主に、検索している当該ドメインに対しての過去の被リンク(他のサイトからリンクをしてもらっていた)の動向(主に増減)を示したものです。

気にしなくてもよい理由ですが、現在では被リンクの数よりも「ドメインの質やコンテンツ」が重要視される傾向にあるので、この部分が下降気味のデータを示していてもなんら問題はありません。

では、簡単にグラフ下にある表示内容をご説明しておきます。

 

【 DoFollow(ドゥフォロー) 】

DoFollowとは、あるドメインからの生きたリンクということ。

たとえばAとBというサイトがあるとします。

AからBへリンクをした場合、Aのドメインの力(Googleではリンクジュースという)をBに渡して、Bのサイトを応援することができるのです。ようするに、AからBへリンクを送ることで、Bに力(Aのリンクジュースをお裾分け)することで、パワーをもらったBがGoogleの検索順位で上位表示させられる可能性が高くなるということです。

ですが、検索順位を上げるためにドメインを大量に取得し、質の低いコンテンツのサイト(1ページサイトで内容の超薄いもの)を大量に作り、リンクジュースだけを送る目的でターゲットサイトにリンクを送る人が増えたため、Googleはアルゴリズムを変更してこれら低品質サイトの排除に乗り出したのです。呼称としては「ペンギンアップデート」などと呼ばれており、通の方はペンギンと呼んでいます。ペンギンアップデートは過去数回実施されており、今までは1年に1回ほどのペースでしたが、これからはGoogleの検索エンジンの質を高めるために、頻繁に実施されるようです。

 

【 NoFollow(ノーフォロー) 】

NoFollowとは、AというサイトからBというサイトにリンクをしてサイトの紹介はしてあげるけれども、ドメイン(サイトAのリンクジュース)の力は渡しませんよということです。

そうするとAからBにはリンクされてはいるが、Aの力のお裾分けがないので、Bの検索順位は変化しないということです。記述式としてはHTMLタグにrel=”nofollow”などと記述します。

3.ドメインを分析する際に重要となるポイント1

s2a hrefsでまず最初に見るところは次の4つです。

 URL Rank

 Ahrefs Domain Rank

 被リンク

 被リンクドメイン分析

まず、URL RankAhrefs Domain Rankですが、これは1~100で表される、ドメインの質や有効性を数値化したものと思ってください。

この数値がURL RankとAhrefs Domain Rankともども20以下の場合には選ばないほうがよいでしょう。おすすめ数値はURL Rankで21~35くらいまで、Ahrefs Domain Rankでは25~49くらいまでがおすすめです。ほとんどの場合Ahrefs Domain RankのほうがURL Rankよりも高数値で表示されます。

ここで初心者の方が陥りやすい点についてご紹介しておきます。数値が高いほど良質ドメインなんだなと思って50、60、70と、高数値のドメインに飛びつきやすいのですが、実は個人の方が使用していたドメイン、及び企業が使用していたものでも、50という数値を超えるものはほとんどありません。(知名度の高いサイトなどは高数値を示すものがある)

では、なぜ高数値のドメインがあるかということなのですが、スパムリンクなどを使って被リンクのボリュームだけを増やして使われていたドメインだからなのです。その主なものがコメントスパムなどで、他のコメントを書き込めるサイトなどに短いテキストと自分が上位表示したいサイトに向けてリンクをしたりします。すると数値自体は上昇しますが、実質効力のないドメインと判定され、ターゲットサイトの順位を上げるどころかダウンさせる要因にもなってしまいます。

URL RankやAhrefs Domain Rankの数値が異常に高い場合、本当にこのドメインは大丈夫なのかどうか?を判断する方法ですが、その場合には被リンクや被リンクドメイン分析を見ましょう。
ここの数値が○○Kとなっていた場合には注意が必要です。(弊社のドメインは正式なもの)

この”Kという単位は、被リンクが1,000本以上付いていますよという単位で、たとえば2,000本の場合には2Kとなります。”

では、どういうドメインが選択の対象となるのか!
それは、URL RankやAhrefs Domain Rankが先ほどの数値を示しており、更に被リンクドメイン分析の数が100以下のものです。被リンクドメイン分析とは、あるドメインのTOPページ(サイト内で一番力のあるページ)からリンクをもらっていますよということで、この数値(個数)が少ないにもかかわらずURL RankやAhrefs Domain Rankがあるていどの高数値を示すと言うことは、一つひとつのドメインが質が良くて信頼に値するドメインだということです。

4.リンク元IPと被リンクドメイン分析の数を比べよう!ポイント2

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まずはリンク元IPについてです。

ホームページ(サイト)は、あなたが借りたサーバーに使用するドメインを登録し、その中にTOPページを含む下層ページのファイル(データ)を格納します。そしてGoogleがクローラというシステムを使って全世界のサーバーを巡回し、新たに作られたサイトや更新がなされたサイトを見つけ出し、Googleが決めた指標に基づいて順位を決定し、検索エンジンに反映させます。

このサーバーのIPというものは、各サーバーごとに独自の数字が割り当てられています。簡単な例でいうと、あなたの住所(家)がサーバーとします。そこには○○県○○市○○町○○番地という世界で1つしかない住所が割り当てられています。マンションやアパートなどでも○○番地の○○号室と1つしかありません。

ところがサーバーは同じ1IPの中に仕切りを作り、要領が許す限り何個でもドメインを登録することができるのです。要するに1IP家の中にお父さん、お母さん、太郎君、花子ちゃんというドメインがあるということです。以前はこの方法は非常に効果的で経費もかからない方法でした。

そしてこの4人が一斉にお隣の家を応援することができたということです。

ですがGoogleは、1IP家のお父さんは信用してもいいが、同じ家に住むお母さんや太郎君、花子ちゃんまで個別に認めるのはいかがなものか?他の家などたくさんのIP家から応援されているものが信用できるのではと考えて、特定のサイトを応援するのは1IP家から1リンクと定めたのです。

これらのことから、リンクをするためのサイト(ドメイン)は、IPを分散したほうが効果が高いという流れになっていきました。

従いまして、リンク元IPと被リンクドメイン分析をよく確認してください。もっとも良いのはリンク元IPが98なら被リンクドメイン分析も98です。これは1IPから1ドメインのリンクしか受けておらず、IPが完全に分散されているという証です。差があっても15以上離れている場合にはそのドメインは選択外にしたほうが無難です。

このようにIPを分散することについては、現在でも「IPは1つでいい」という意見と「いやIPは完全分散だ」という2つの意見に分かれています。これには完全な答えは出ていませんが、私たちが考えるところIPは分散させたほうが正解のように感じます。確かに1IPの中にたくさんのドメインを登録できるマルチサーバーなどは経費が安く済みますが、これから先のリスクヘッジを考えるならば、IPを分散させておいたほうがGoogleに指摘を受ける可能性も下がると思うからです。

5.最後にGovernmentalとサイトワイドリンクを調べる!ポイント3

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Governmentalというのは、あなたが取得したいドメインが「政府系(または公の機関)」から被リンクをもらっているということです。国内ならば防衛省や金融庁などからリンクされているドメインということです。

確かに過去には非常に効力の高かったドメインであり、そのドメインを使ってターゲットサイトにリンクを送るとグングン検索順位が上昇した時期もありました。ですが、現在ではGoogleは被リンクの被リンクのそのまた先まで調査しているようで、あなたのターゲットにするサイトが政府系、または公の機関からリンクを受けるようなサイトでなかった場合、疑われる可能性も非常に高まってきます。ターゲットサイトがNPOや救済事業など、広く公共性が認められるサイトの場合には力強い味方になりますが、エステサロンなどを作る場合には?と思われる可能性が高いです。

よってこのGovernmentalが付いているドメインに関しては、あなたが作るサイトの属性が大きくかかわってくるので、ご自身にてご判断ください。

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サイドワイドリンクというのは、ブログなどの左カラム、右カラムなどに表示される被リンクと思ってください。

本来ならばあるサイトのTOPページや下層ページ1ページ(記事中)から1リンクをターゲットサイトに送るのが正規なやり方なのですが、ブログ形式(有料・無料含め)の場合には、どのページを開いてもサイドカラムに掲載したリンクが表示されます。要するに100ページあれば、100個のリンクを1つのサイトから出していることになります。

ではなぜ、これらサイトワイドリンクが有効だったかといいますと、
ブログなどの場合にはその各々のページから全ページにリンクされる仕組みになっているため、
内部リンク(同じサイト内のリンク)が強化されることで、ターゲットサイトに通常1ページからのリンクだけよりも、多くのリンクジュースを渡すことができ、検索上位表示に効果があったからです。

しかし現在では、サイドワイドリンク様式で作られたサイトからのリンク比率が多い場合、
検索順位が落とされる傾向にあるので、ドメインを調査する場合にはこの比率もよく確認してください。

簡単に見る場合には、「被リンクドメイン分析」と「サイトワイドリンク」を比較し、被リンクドメイン分析が100リンクなのに、サイトワイドリンクが50もあった場合には被リンク目的でリンクされた形跡があると判断し、そのドメインは選ばないようししましょう。相対的に10%以下ならば弊社も買っています。

まだまだ細かな使い方があるのですが、”ドメインを購入するための調査”ということならばこれで十分です。他の使い方、調査方法につきましては、機会があればご紹介していきます。

インターネットアーカイブ(調査方法)

目次

1.インターネットアーカイブでドメインの使用履歴を調べる

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■→ インターネットアーカイブ (無料で使えます・ブックマークしておくと便利です)

 

中古(オールド)ドメインを購入する場合には、インターネット・アーカイブを使って、
対象のドメインが過去にどのようなサイトを作って運営していたかを調べることが重要です。

特に見つけてきたドメインが反社会的なサイトだったり、公序良俗に抵触するような内容のものだった場合には避けるべきです。

たとえばスィーツのサイトを作りたい場合、探そうとするドメインが過去にスィーツ関連のサイトだったり、スィーツでなくても食品関係のサイトのほうが属性としては当然いいわけです。

Googleはドメインの過去のサイト属性(同じような分野で使われていたか)を見ています。同じ属性の場合にはGoogleが検索表示のための認識時間が早まる傾向にあります。

ですが、建設業で使われていたドメインを使ってスィーツのサイトを作る場合、属性が建設業→スィーツにがらりと変わることになるので、「あ~このドメインはスィーツに変わったんだ」とGoogleに認識されるまでに時間がかかってしまう場合が多く、場合によっては認識はされたけれど、適正な順位にくるまでに数ヶ月かかる場合もあります。

従って、ドメインを調べる場合には、”今、自分が作ろうとしているサイトの属性に近いかどうか”をよく調べておきましょう。

調べる項目は以下の3つです。

 ドメインの年齢

 更新頻度

 301リダイレクトがあったかどうか

2.中古ドメインの年齢(ドメインエイジ)を調べる

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では、実際にドメインを検索窓に入れて調べてみましょう。

その前に、なぜドメインエイジ(年齢)を調べるかということですが、以前からドメインを使ってきた期間が長いほど、オールドドメインと呼ばれてSEOには効果がありました。現時点でも有効ですが、以前よりは重要度は下がりましたが、つい最近の新しいドメインを取得するよりは使用期間があるほうが良い傾向にあります。

ここでも弊社が実際に使用しているドメインを調べてみます。「BROWSE HISTORY」をクリックして検索開始です。

BROWSE HISTORYをクリックすると上図が表示されます。ここで上段にある黒い棒が立っているところを見てください。年度が書いてありますよね。

黒い棒が途絶えているところがこのドメインが生まれた年です。確認すると2006年の10月ごろでしょうか。現在は2014年なので、逆算すると約8年物のオールドドメインということになります。

数年前までは、年代が古ければ古いほど良いとされていましたが、現在では3~4年ほどの期間があれば十分と思います。よって、ドメインエイジの古さはそれほどシビアにならなくてもよいでしょう。

3.オールドドメインの更新頻度(重要度 大)

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次は”ドメインの更新頻度”です

更新頻度とは、そのドメインが生まれてから現在まで、どれだけページの追加や編集など、更新がされてきたかをあらわしています

更新頻度が頻繁なほど「生きているドメイン」と判断され、属性を考えてサイトを作り、ドメインを引き継ぐ場合にも大変有効です。

弊社がこのドメインを取得したのは2013年です。それからサイトを作成して育ててきました。
2013年以前は毎月ごくわずかの更新しかしていないのが見受けられます。2006~2007年には最初にこのドメインを取得した方が少しがんばっていたのでしょう。2007年の黒い部分が多い感じです。

2008年あたりにドメインを手放したか、ほとんど更新していないのがわかります。

2013年に弊社がこのドメインを取得して緩やかにページの作成や過去記事の再編集などの更新を行っており、更新頻度も多くなっているので、下部のカレンダーのような表示のところが水色で埋まっています。更新頻度が少ないドメインは、このカレンダー表示のところの水色が、年間でも数個しかないものもあります。

また、水色の○の大きさは、その日の更新の内容量(充実度)が多かったことを示しています。

上部の2014年の黒い棒グラフを見てください。この黒い棒グラフは下部のカレンダーに対応しているので、たとえば4月の場合には更新頻度が多かったために、棒グラフも2014年4月あたりは上に伸びています。

これは2013年、2012年、2011年と、上部の棒グラフのところをクリックすることで、その年のカレンダー形式の水色の玉の表も追従して表示されます。オールドドメインは更新頻度が多いものを選びましょう。

ためしにGoogleやYahooのURLを入れて検索してみてください。面白い図柄が見れますよ

4.301・302リダイレクト(Redirect)が使われていたかどうかを調べる(重要度 大)

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まず、リダイレクトとはなにか?について、以下の”例”でご説明しましょう。

たとえば「青空デパート」という会社があったとします。オープン当初はaozora-department.○○○でドメインを取得してホームページを運営していました。検索順位もデパートで2位で、売り上げも好調。

数年後、デパートの大改装newオープンを行うことになり、それに伴い名称も青空デパートからブルースカイデパートに変更しました。当然、運営サイトのURL(ドメイン)も新しいbluesky-department.○○○を取得し、全ページのデータを新しいほうのドメインに移行しました。

しかし、サイト運営担当者はあることに気づきました!

aozora-department.○○○で検索2位であったけれど、bluesky-department.○○○という新しいドメインが、デパートという検索でどこにもなかったのです。

あわてた担当者は、WEBにくわしい”グッさん”に相談し、解決策を探りました。グッさん曰く!

「ドメインを変更する場合には、aozora-department.○○○からbluesky-department.○○○に301リダイレクト(お引越し依頼)をかけて、以前のページデータもそっくりそのまま新しいドメインの方へ移動させなさい。そうすれば、aozora-department.○○○の運営履歴や、被リンクの力もそのままbluesky-department.○○○に引き継ぐことが認められ、デパートで2位という順位のところへ新しいドメインで表示してくれるよ」と、いうことです。注意点は以前のドメインと移行前の旧データは、サーバーの中にそのまま残しておく必要があります。

ここまでご理解いただけたでしょうか?これが本来のリダイレクト(Redirect)の使い方です。

 

ところが!SEOの世界でリダイレクトによる、力のあるドメインから新しいドメインへのリンクジュースの移行が悪用されはじめたため、Googleが対策に乗り出し、リダイレクトの効果がなくなるだけでなくスパムサイトとしても認識されて、これに伴い正規の優良企業のリダイレクトも認められなくなってしまいました。
※googleウェブマスターツールより予めドメインの移行を申請しておけば問題ないようです。

従いまして、SEO目的のリダイレクトは決して行わないようにしましょう。

 

リダイレクトには、大まかに以下の2つのパターンがあります。

■→301リダイレクト→AというドメインからBというドメインへ永久的に完全移行すること

■→302リダイレクト→一時的なデータ移行

 

表の見方ですが、カレンダー表示の水色の○をクリックすると、リダイレクトがされていないドメインは過去のページ履歴が直に表示されます。

リダイレクトがされていた場合には、水色の○をクリックしてページ履歴が表示される前に上図が表示されて、301及び302が行われていたドメインであることがわかり、○○というドメインへ移動しますというメッセージが表示されてから履歴が見られるようになります。

もちろん直近の日付から調査することが基本です。ですが、リダイレクトは1度だけ行われているとは限りません。あるドメインは数回繰り返されていることも実際にありますので、年度ごとの水色○をクリックして深く確認することをおすすめします。

また、a hrefsを使用すれば、今までに何回リダイレクトを利用したかが1発でわかります。

リダイレクトによるドメインとその内容の移行自体はスパムでもなんでもありません。中には上記の例のように正規な移動もたくさん行われています。使用してよいドメインを見抜くポイントですが、水色の○を年度ごとにクリックしていき、現在と過去の表示内容が大幅に異なるような場合には、そのドメインは選択外にしたほうが懸命です。